クローブ犬は考える

The style is myself.

Day 4: バリうまバリューカレー

2015年8月22日(土)

そして、きょうは「夢の温泉」で目覚めた。窓の外は、青空。暑くなりそう。まずは、今回の「仕掛け人」である真奈さんの家で朝食をごちそうになる。

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43回目(番外編を除く)のカレーづくり。このペースだと、年内に50回記念を祝うことができるはずだ。11:00ごろ「バリューかがみの」に行くと、すでにテントが3張。ぼくたちのテントの場所(と思われる区画)も準備されている…。なんか、レジの前に貼られているチラシも、新聞の事前告知の記事も、いままでにないパターンなので、ちょっと緊張しつつ、さっそくクルマから荷物を降ろして設営を開始。きょうは、「雪ヶ峰牧場ラッシー」(バリューかがみの)と「アイスコーヒー」(ROYAL NIBOSHI COFFEE STAND)とともに、カレーを配るという、(ぼくたちの基準では)かなり大がかりな企画になっていた!

なにより、「バリュー かがみの」の強力なサポートに感謝したい。まず、食材については、たくさんの野菜を提供していただいた(くわしくは、カレーキャラバンのオフィシャルサイトに載るはず)。カレーを90食分つくるということだったので、ごはんの準備もお願いした。そして、店長のさりげないテキパキとしたサポートのおかげで、すべてが順調にすすんだ(ありがとうございました)。たとえば、ゴミをまとめたり、提灯ライトの電源コードを延ばしたり、必要だけどちょっと面倒な諸々のことを、ごく自然な動きで整えてくれるというマジック!(長机にかけたギンガムチェックのテーブルクロスも、店長のマジック!)

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【デザイン:坂東真奈】

 

スーパーの目の前にテントがあるので、買い物にはとても便利だった。肉やヨーグルトなど、必要なものを揃えて、さっそく調理を開始。きょうは、暑かった。太陽の動きとともに、テントのなかに陽が入り、汗だくになった。ときどき、スーパーに入って涼みながら、カレーをつくった。野菜・果物の差し入れがあったり、(チラシに書かれていたとおり)アドバイスや「口出し」があったり。何時間も煮込んでいたので、豚肉はとろけてしまった。

少し日が傾くと、ラッシー、コーヒー、ソフトクリームのほうに人が集まりはじめ、ほぼ予定どおりの時刻に、ぼくたちのカレーが完成した。お世話になりっぱなしだったので、最大級のリスペクトを込めて、名前は「バリうまバリューカレー」になった。価値あるカレーなのだ。

つけあわせには、提供していただいたキュウリでつくったサラダ(ヨーグルト+塩で味付け)、そして、お好みで差し入れのゆずを摺ってふりかけて食べることにした。ハラペーニョ(これも差し入れ)入りの「辛口」と、ふつうの「甘口」。2つの寸胴がいっぱいになった。

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そして、行列。きょうは、かなり忙しかった(配っているようすは、定点カメラの映像で、2”30あたりから)。クルマ5台分くらいのスペースが、ちいさなお祭りのような場所に変わり、カレーキャラバンのテントから、3つのテントをぐるりと囲む感じで列ができた。当初は90食という告知だったが、寸胴2つ分つくったので、120食くらいになったと思う。完食!

きょうも、一日たくさん汗をかいて、たくさんの人に会った。カウンターごしの、ちょっとしたやりとりが、ひとつ一つ身体にしみ込んでいくような、あの感じが好きだ。がやがやとスーパーの駐車場でカレーを食べている光景を見ながら、撤収と明日のポスター展、長距離ドライブ、さらにその先に待っているさまざまな「現実」のことが頭をよぎったが、なるべく考えないようにしていた。

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【おまけ:定点カメラで見るカレーキャラバン(土佐山田編)】

  【おまけ2:定点カメラで見るカレーキャラバン(土佐山田編)なべカム】