クローブ犬は考える

The style is myself.

Day 3: 土佐山田へ

2015年8月21日(金)

移動日。「Kinco」で目覚める。(あたりまえだけど)「縁側の客室」とはちがった寝心地だった。かわいいバンクベッドは、キャンピングカーのような、「さるびあ丸」の特2等(わかる人にはわかる)のような雰囲気。シャワーの湯圧はすばらしい。1階でコーヒーを飲みながら、メールをチェック。世の中はお盆休み明けなので、さまざまな「業務連絡」がメールボックスに届いている。ぼくたちは、時期をずらして、旅の途中だ。

朝ごはんは、歩いて5分ほどのところにある「手打十段 うどんバカ一代」(セルフ)へ。ぼくと木村さんは、すぐに『空手バカ一代』を連想し、ウィリー・ウィリアムスの話で盛り上がっていたが、亜維子さんとやぼらってぃ(うどん屋で合流)は、何のことだか、まったくわからないようすだった。前の日に、岡さんに勧められた「釜バター」を注文。釜揚げ+バター+たまご+黒こしょう(+醬油)で、つまり、カルボナーラのような。美味。

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「Kinco」に戻って、代表の小林さん、(逗留中の)旅するバリスタの富澤さんと、あれこれ話をする。やはり、いろいろな人と(ちょっとだけでも)ふれ合うのが楽しい。だから、旅が続くのだ。

11:30ごろに仏生山温泉に行って、しばらく、まったり過ごす(自由時間)。リーダーは、相変わらず欲望に素直に従いながら、かき氷とカレーを食べ、木村さんは足首のテーピングについて語っている。14:00ごろ、岡さんに「じゃあ、また来年」と挨拶をして土佐山田(高知県香美市)へ向かう。距離としては120キロほど。長いトンネルをいくつも抜けながら南へ。ぼくたちは、ちょうど太陽のほうに向かっていて、フロントガラスからまっすぐに陽を受けながらのドライブだった。

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とくに渋滞もなく、16:00過ぎには土佐山田に着いた。なんと、今回はフライヤーが配られたり(バリュー かがみの店のレジのところにフライヤーが貼られていた)、『高知新聞』に記事が載ったりしている。事前にこんなふうに告知をするのは、カレーキャラバンがスタートしてから、初めてのことだ。まちかどでスルーされるのもつらいが、人がたくさん押し寄せるのもなかなか大変だ。

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宿で加藤研の学生たちと合流して、みんなで「とさのひるね」に行って食事。大きなテーブルに大皿がたくさん並ぶだけで、すでに満たされた気持ちになる。(※加藤研の「土佐山田キャンプ」については、別のサイトで報告する予定。)

明日は、「バリュー かがみの」の駐車場でカレーをつくる。

 

※そして、これまでにはなかったこと。カレーキャラバンのことが、新聞に掲載されていた。

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◎2015年8月21日(金)高知新聞